タクシー会社に寄せられる苦情「臭い」といわれないための消臭対策

タクシー運転士のニオイ対策

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くさい!二度と乗りたくない!タクシー協会に寄せられた苦情一覧

鼻をつまむ女性

会社への苦情の中で、ニオイに関するクレームを紹介しょう。男性より女性のほうが、ニオイ(体臭)を強く感じるようで寄せられたクレームは、ほとんどが女性のお客様からのものだった。そして女性客が許せない、二度と乗りたくないと不快に思うのは、加齢臭よりも頭臭、ワキガ、汗臭、耳の後ろから臭ってくるミドル脂臭だ!中には、消臭剤や芳香剤のニオイで酔うお客様もいらっしゃるので私どもの会社では、ファブリックに使うものは、無香料以外は、禁止になっている。香りやニオイに関しては、捉え方や感じ方は、千差万別なのだ!

 

消臭剤や芳香剤の香りがぷんぷんしてニオイで酔ってしまった 私どもの会社では、車内で使う消臭剤・芳香剤は、無香料のみ。密室で強い芳香剤は、トイレ臭みたいで気分が悪くなる原因になりやすいい。芳香剤、消臭剤は、もちろん汗ふきシートや制汗剤も無香料が望ましい。
強すぎる暖房と車内に不快なにおいがこもっておて気持ち悪くなった 冬に多い苦情が、暖房のかけすぎ。少し寒いんだけど、少し暑いんだけど・・というやりとりで相手の体感温度を快適なものにしなければいけないのでお客様から寒い。暑いを言われて設定しなおしたら、数分後暑すぎないか寒すぎないか伺うようするい。
乗務員の体臭が車内に充満して気分が悪かった においは、目に見えない匂いに関して男性客より女性客の方が鼻が敏感。タクシードライバーは、一般の人より長時間車内にいるため運転士自身の体臭が密室にこもりやすいのだ。一車(1人で一台担当)と相番のときは、相棒のにおいがしみつくこともある※相番は、1台の車を2人の乗務員が担当すること。洗車後引き継ぐのだが、狭い空間なので残り香が気になることもある。
女性ドライバーだったが熟女臭がひどくて困った 女性でも体臭や加齢臭が強いひとがいる。40代以降は、男女問わず自分の匂いに敏感にならなければいけない。
猛烈な加齢臭で気分が悪くなった 加齢臭やミドル臭は、中高年特有の場合であるが耳の後ろを念入りに洗ったりシャンプーに時間をかけるとある程度防げる。
タクシーに乗ったら運転士が喫煙者だったのかタバコの匂いがプンプンした。コートやワンピースに匂いが移りそうで嫌だった。 平成15年より健康増進法が施工されタクシー乗務員の受動喫煙も問題になってきた。そのためお客様もドライバーも禁煙というところが大半だ。狭い車内で分煙ができないため全国的に全車禁煙車両がほとんど。しかし休憩中は会社内(事務室や休憩室)が禁煙になっていない限りヘビースモーカーの運転士の煙が制服に染みこんでしまう。スーツや制服の匂い消しには、ヌーラを使うと便利だ。将来的には休憩室も禁煙になることが予想されるが、いつになるかは不明。またタバコを吸っている人は、自分のにおいに無関心だが吸っていない人は、数十メートル先の煙も気になることを意識しておかないといけない
運転士のワキガのにおいがして気持ち悪くなった 体臭がきつい人ワキガの人は、自覚していないことも多い。私どもの会社では、汗臭い従業員やワキガと思われる従業員は、点呼の際管理者が確認し必要に応じて着替えさせたり会社内にあるシャワーを浴びてくるように指示を受ける。従業員どうし体臭ケアに関心を持つことが多くなり制汗シートなどの情報交換も盛んだ

 

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タクシー乗務員は、会社の顔(看板)である自覚が大事

タクシー

ほとんどが接客マナー(態度や言葉づかい)に関することで、舌打ち、ため息、あくびなど無意識に出てしまうものも多い。道を急ぐために割り込み、信号無視、コンビニ店舗での駐車場を抜け道にするなど交通ルールに関するものもある。最近多いのは、立ちション。スマホやケータイなどで誰でも動画撮影できる時代だ!YOUTUBEなどにタクシー会社ナンバーごと吊るしあげられる事例も珍しくない。

 

ドライバーとしては、お客様から直接注意された方がありがたいのだ。しかし遠回りしたとか料金やメーターの不正操作に関することは、指摘や注意ができても日本人は、ニオイに関して非常にデリケート。迷惑がかかったといえば迷惑なんだけどサービスの低下につながったかというと人の感じ方、とらえ方の問題と言ったらそれまでだからだ。

 


ドライバーとして誇りをもって働きたい

タクシー会社に直接クレームが行くと点呼の際に注意される。もっと嫌なのは、タクシー協会や国土交通省(管轄の運輸局)、地方や陸運局(陸運支局)などにクレームが行く場合だ。最悪なのは、タクシー協会。協会からの厳重注意によりタクシー会社のランクが下げられる可能性も高いため非常に嫌がられる。

 

運転士に憧れて職業に就く人もいるが、ほとんどが私のように(リストラなどで)渋々タクシードライバーとして働き始めた人も多いのが現状。性格もタイプも個人差がある。そして悪質ドライバーも存在する。このような運転士に遭遇した場合は、顔写真入りの乗務員証を確認し会社名と氏名を覚えておくと良い。さらにドアナンバー日時をメモできれば完璧だ。


タクシー会社に寄せられる苦情記事一覧

酒酔い客や香水が強い乗客などタクシーの狭い車内ににさまざまなニオイの人が乗車される。乗務員の体臭や口臭に関する苦情も少なくない。スメルハラスメントということばをご存知だろうか?臭いで相手を不快にさせてしまうことだ。スメハラは、運転士側が加害者のこともあれば乗客が、加害者になることも少なくない・・例えば酒臭い口臭がする。ゲロ臭が漂うこともある。シートが汚れないかヒヤヒヤしながら乗せる羽目になる。酒酔...